〔034〕段ヶ峰 倉谷遡上

2006年09月24日



兵庫県朝来市生野町

8月20日のリベンジ
  前回、初めての沢登りに挑んだが、”倉谷”を遡上するつもりが沢間違いで ”旗谷”を遡上してしまった。
今回は沢間違いを防ぐ為に倉谷の一ノ滝を越えてから入渓し、そこから林道までを遡上することにした。

旗谷と全然違った倉谷
  旗谷も前半は気持ち良く歩けたが、後半は倒木が多く、沢水がなくなってからは薮扱きとなったが、倉谷は本にも紹介されるだけあって二ノ滝を除けば随分気持ち良く歩ける沢であり、林道まで藪扱きすることも無かった。
二ノ滝は危険
  もっと安全な迂回路があるかも知れないが、ロープ補助無しで正面岩峰を登るのは危険過ぎる。 登り途中で下を見ると本当に怖いと思ったが下るのはもっと怖いので登りきってしまった。 これから登ってみようとの勇気ある御仁も安全にはくれぐれも用心下さいませ。
長い林道歩き
 
前回の旗谷はもっと長い林道歩きだったが運良く車に拾ってもらった。 今回は登山口に駐車している車が2台あったが走っている車とは1台も会わず。 しかし、林道は下りだけだし、この季節、涼しくて気持ち良く1時間30分を歩くことが出来た。 全工程2時間03分で倉谷遡上を終える。
倉谷、不動尊への林道途中に車を停め、ここから不動尊のある一ノ滝まで林道を歩く。 9時26分に駐車地を出発する。
11分程、林道を歩けば落差18mの ”一ノ滝”に着く。
ここを登る技量も勇気も無いので、今日は一ノ滝の上からエントリーする。
山登りと違いルート選定をしながらのゆっくり歩きなので
息が切れることもなく楽しく歩ける。
虫が居なくて水温も適当で沢歩きには真夏より
秋の方が適していることに気付く。
気分良く歩ける滑滝が続く。
滑滝が多く、前回の旗谷と違いこちらの方が沢歩きには向いている。 倒木もほとんど無い。
うぅ〜! いい感じ。
フェルト底の沢靴は滑ること無く安心して歩ける。
旗谷の様な深い渡りはなく足が濡れるのは膝下までで済んだ。
(旗谷は沢歩きには適さない)
小さい落込みで登るには問題ないが、上部が流木で詰まって
しまっているので、ここは左側に迂回する。
岩はしっかりしているが、見た目より足場が小さく
足の置き場を探しながらの登りとなる。
流水の中を登るのは技量的に無理があるので、左側の乾いた岩盤をよじ登る。
足が掛かりは多く在るものの、これとてかなりの勾配があった。
”二ノ滝”横の岩峰を登り切って滝壺を見る。
登り途中、ここから落ちれば怪我では済まないと思ってしまうと、正直、目茶苦茶怖かった。 岩峰を下る勇気は無いので、後は林道まで登り切るしかない。
”二ノ滝”の上にも連続して滝が続くが ”二ノ滝”の岩峰登りに比べればちょろいもんである。
57分で落差15mの ”三ノ滝”に着く。
落差15mはウソ臭い。 上流に見える小さな滝も含めてのことなのか?
”三ノ滝”の正面突破は危なそうなので、右を巻いて登る。
1時間10分で林道に着く。 この先も倉谷の沢は続いているが、
今日は山歩きはしたくないので、ここで終える。
今日は車を拾うことが出来ず、林道歩きは沢歩きよりも長い1時間30分
を要した。 今日のカラッとした涼しさは林道歩きも楽しくさせてくれた。
途中、段ヶ峰の山頂を望む。
だるがみね  くらたにそじょう
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兵庫100山』 前回の道(沢)間違いを修正してリベンジを果たす。  
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42分にで核心部である落差30mの分岐瀑である ”二ノ滝”に着く。